[シドニー 3日 ロイター] - オーストラリアで3日、新型コロナウイルスの新変異株オミクロンの市中感染が初めて確認された。ただ、当局は計画通り、経済再開を進める意向を示した。

新たに感染したのは海外渡航歴のないシドニーの学生。同市があるニューサウスウェールズ(NSW)州のブラッド・ハザード州保健相は「感染は常に懸念材料だが、われわれはこれを大局的に捉える必要がある」と述べ、ロックダウン(都市封鎖)の段階的解除を進める方針を説明した。

オミクロンがこれまでの変異株ほどの脅威をもたらすかどうかについては「世界的にはっきりしていない」と続けた。

豪州で確認されたオミクロン感染者は9人となり、このうち8人が人口の最も多いNSW州で報告されている。一部の州では州境をまたぐ人の移動制限が強化されたが、連邦政府はロックダウンの再導入は避けたい考え。