[ロンドン 6日 ロイター] - 英国で行われた統一地方選挙で、ジョンソン首相の保守党が首都ロンドンの伝統的な地盤で地元議会の過半数を失ったことが、暫定的な開票結果で6日分かった。

ロンドン、スコットランド、ウェールズの全行政区のほか、イングランドのその他の行政区議会の議席3分の1を含む7000議席近くが改選対象となった。

保守党は開票途中の段階で92議席を失った一方、最大野党・労働党は23議席、自由民主党は42議席をそれぞれ増やした。保守党は1978年以来の地盤であるロンドンのワンズワース地区、64年以降に2回を除く全ての選挙で過半数を握ってきたバーネット区で敗北を喫した。

ジョンソン氏は新型コロナウイルス対策の行動規制下に首相官邸で開かれたパーティーに参加した問題で、数カ月前から辞任圧力に直面しており、地方選の与党敗北は政権にとってさらなる逆風となる。

また、ロンドン市長を2期務めたジョンソン氏が当地で人気を失いつつある現状も浮き彫りとなった。ロンドン市民の過半数は2016年のEU(欧州連合)離脱の是非を問う国民投票で残留を支持しており、同氏は離脱を推し進めることで市民の支持を失う結果となった。