[ワシントン 10日 ロイター] - 米情報当局高官は10日、中国は軍事行動なしでの台湾との統一を望んでいるが、米国が介入した場合でも軍事的に優位に立てるよう準備を進めているとの見解を示した。

ヘインズ国家情報長官とベリエ国防情報局(DIA)長官が、上院軍事委員会の公聴会で証言した。

ヘインズ氏は「われわれの見解では、中国は同国軍が米国の介入を越えて台湾を奪えるような状況を整えるために熱心に取り組んでいる」と述べた。

両氏は、米国の国家安全保障に対する世界的な脅威に関して証言。中国がウクライナでの戦争とそれを受けた国際社会の対応から得ているであろう教訓について議論した。

ヘインズ氏は、この戦争が台湾に関する中国の計画を加速させることはないとの考えを示した。

ベリエ氏は、目標を達成するために軍を活用することは中国が最優先する選択肢ではないとし「中国は武力によってではなく、むしろ平和的に時間をかけてやっていくだろう」と述べた。