[ジュネーブ 10日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の欧州地域加盟国は10日、ウクライナ侵攻に対応して、ロシアの地域事務所閉鎖や同国での会議停止につながる可能性がある決議を採択した。

決議案は、欧州地域の特別セッションでウクライナと欧州連合(EU)が支持。賛成43、反対3(ロシア、ベラルーシ、タジキスタン)、棄権2で可決された。

ロシアのアンドレイ・プルトニツキー特使は「極めて失望した」と表明。加盟国とWHO高官の会合で「われわれはこれが世界のヘルスケアシステムに害を及ぼす大きな瞬間だと考えている」と語った。

決議が十分に踏み込んでいないと批判する声もある。複数の外交筋によると、ロシアのWHO執行理事会での資格停止については法的な問題から取りやめたが、加盟国は月内に開かれる主要会議でロシアの投票権を凍結するよう求める可能性がある。