[フィラデルフィア 17日 ロイター] - 11月の米中間選挙に向けて候補者を選ぶ予備選が17日、ノースカロライナ州で実施され、共和党の上院選候補にトランプ前大統領が支持するテッド・バッド下院議員が選ばれた。

バッド氏はパット・パクローリー元州知事を抑えて勝利した。本選では民主党の上院予備選で勝利したシェリ・ビーズリー元州最高裁判所判事と対決することになる。

この日は重要州とされるペンシルベニアでも予備選が行われ、共和党の州知事候補にはトランプ氏が支持するダグ・マストリアーノ州議会上院議員が選ばれた。同議員は2020年大統領選で不正があったとする誤った主張を唱え、昨年1月6日には連邦議会議事堂に向けて行進した。本選では民主党のジョシュ・シャピロ州司法長官と対決する。

一方、ノースカロライナの共和党下院候補を選ぶ予備選では、トランプ氏に近い新人のマディソン・コーソーン現職議員が州議会上院のチャック・エドワーズ議員に敗れた。

26歳のコーソーン氏は下院の最年少議員で、保守系指導者からコカインを使う乱交パーティーに誘われたと発言したり、飛行機に2回も銃を持ち込もうとするなどして物議を醸してきた。

ペンシルベニアの民主党上院候補を選ぶ予備選では、リベラル派のジョン・フェッターマン副知事が穏健派の現職下院議員、コナー・ラム氏を抑えて勝利した。

同州の共和党上院候補を選ぶ予備選は、トランプ氏が推すテレビパーソナリティーのメフメット・オズ氏と元ヘッジファンド幹部のデービッド・マコーミック氏の接戦となっており、結果は確定していない。

トランプ氏は予備選で150人以上の候補に支持を表明し、党内実力者の地位を固めようとしているが、同氏が支持する全ての候補が勝利しているわけではない。