[ワシントン 10日 ロイター] - バイデン米政権は、渡米する国際航空便利用者に対して出発前に義務付けている新型コロナウイルス検査を12日午前0時1分から廃止する方針。

米疾病対策センター(CDC)が科学的知見とデータに基づいて検査不要と判断したという。10日に正式発表する。

当局者によると、CDCはこの決定について90日以内に再検証する。

コロナ検査を巡っては、航空会社や旅行業界が廃止を求めて激しいロビー活動を展開。複数の航空会社は、多くの米国人が新型コロナ検査で陽性と判定されて外国で足止めされることを懸念し、外国旅行を控えていると指摘している。

CDCは昨年12月以降、米国への航空便利用者に搭乗前1日以内の新型コロナ検査での陰性証明を要求している。陸路で国境を越える場合は検査を要求していない。

欧州などの多くの国は検査義務を既に取りやめている。

CDCは渡米する米国民以外の大部分に対し、新型コロナワクチンの接種を引き続き要求している。