[シンガポール 16日 ロイター] - 英石油大手シェルは、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留(CCS)事業を世界的に拡大する計画の一環として、より多くの二酸化炭素を長距離輸送できる大型船舶を建造していると明らかにした。

現場から海上のCCS拠点まで大量の二酸化炭素を輸送する能力は、プロジェクトの規模を生かす上で非常に重要となる。CCSは精製やセメント、鉄鋼などの重工業の脱炭素化を目的としている。

ノルウェーの「ノーザンライツ」プロジェクトの一環として、シェルはエクイノールとトタルエナジーズとの共同事業により、7500立方メートルの二酸化炭素を積載できる船舶を2隻建造する予定で、2024年の納入を目指す。

シェルは、カナダのアルバータ州エドモントン近郊でクエストCCS施設を運営しており、オーストラリアではゴーゴンCCSのパートナー。このほかにもカナダ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で同様のプロジェクトを進めている。