[ブリュッセル 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)首脳会議は23日、ウクライナを「加盟候補国」として正式に認定する見通し。閣僚や外交筋が明らかにした。

欧州委員会はウクライナを加盟候補国として認定するよう勧告しており、首脳会議で勧告が承認される見通し。

外交筋によると、数日間にわたってEU内で内部協議が行われたが、反対意見は出なかった。

ルクセンブルクのアセルボーン外相は記者団に「ウクライナは欧州に属しており、ウクライナの守る価値観をわれわれも守るとプーチン(ロシア大統領)に伝える地点に向けて作業を進めている」と述べた。

外交筋によると、モルドバもほぼ確実に加盟国補国として認定される見通し。ジョージア(グルジア)は国内の政治的な行き詰まりを打開する必要があるという。

6月末までEUの議長国を務めるフランスの大統領府高官は「われわれはコンセンサスを築きつつある」とし、全27加盟国が合意するとは断言できないとしつつも、ウクライナとモルドバの加盟候補国認定を巡り迅速に合意に至る可能性があると語った。

フランスのボーヌ欧州問題担当相も、27カ国間で「完全なコンセンサス」が得られているという認識を示した。