[キガリ 25日 ロイター] - ジョンソン英首相は25日、2030年代半ばまで首相を3期務めることを「前向きに検討」していると表明した。ただ、新型コロナウイルス対策の外出規制下で首相がパーティーに参加した問題を受けて国民の政権離れは進んでおり、辞任を求める声がなお強い。

ジョンソン氏は訪問先のルワンダで記者団に、英国の地域間経済格差を是正し、国の法律・移民制度を改革するために3期まで務めることを検討していると説明。

仮に31年序盤以降も首相を続けるなら、在任期間はサッチャー元首相を抜き、過去200年で最も長くなる。

ただ、ジョンソン氏の与党・保守党は24日に行われた議会2選挙区の補欠選挙で惨敗。ハワード元党首はジョンソン氏が退任する時が来たと述べ、選挙の敗北を受け党のオリバー・ダウデン幹事長は引責辞任した。

保守党はジョンソン氏の信任投票を今月行い、続投を決定。党の規則では所属議員が再び信任投票を要求できるのは1年後になるが、ジョンソン氏への不満があまりにも強くなったり、政権幹部が相次ぎ辞任すれば首相の座にとどまるのは難しくなるとみられる。