[エルマウ(ドイツ) 26日 ロイター] - 欧州連合(EU)のミシェル大統領は26日、主要7カ国(G7)メンバーが首脳会議に先立ち発表したロシア産の金輸入を禁止する計画に対し、慎重な姿勢を示した。さらに、米国が発案したロシア産石油の価格上限設定に合意する前にさらに確かな情報が必要だと述べた。

ミシェル大統領は、英国、米国、日本、カナダが新たに採掘・精錬されたロシア産の金輸入を禁止する計画について慎重な姿勢を示した。同氏は記者会見で「金についてはさらに詳細を検討する意向だ。ロシア経済を標的にし、われわれ自身を標的にしない方法で金を対象とすることが可能かどうかを調べる」と語った。

EUはロシア産石油の大部分の輸入を年末までに禁止する計画だ。ただ、米国がロシアのエネルギー輸出による収入を制限するために石油価格の上限を設定し、「例外価格」の導入を求めているものの懸念を示している。

例外価格は一定額を超えるロシアの石油輸送に対する保険や融資を制限したり、禁止したりする仕組みで機能する可能性がある。

ミシェル氏は「私は慎重で用心深く、EUは詳細を検討する準備ができている。パートナーと共に決断できる状態にあるが、決定事項が(ロシアに)マイナスの影響を与え、われわれ自身に悪影響を与えないようにしたい」と述べた。