[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは25日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応するよう改良したワクチンについて、ブースター接種(追加接種)によって同変異株に対する免疫反応が高まったと発表した。

両社は56歳以上の1234人を対象に臨床試験を実施。オミクロン株の派生型「BA.1」を標的としたワクチンを30マイクログラムと60マイクログラムを接種したところ、同派生型に対する中和抗体価がそれぞれ13.5倍と19.6倍に増加した。従来型と改良版の双方を含むワクチンを接種した場合は9.1倍と10.9倍に増えた。

さらに、いずれのワクチンも最近感染が広がっている派生型「BA.4」と「BA.5」を中和する効果が実験室での初期の研究で確認されたとした。ただ「BA.1」型より効果は弱かったとし、引き続きデータ収集を継続すると説明した。

米食品医薬品局(FDA)は28日に専門家会合を開き、秋に向けて新型コロナワクチンの見直しを行うか協議する予定。