[シドニー 28日 ロイター] - オーストラリアのコンロイ国際開発・太平洋担当相は28日、太平洋島しょ国の軍事訓練を目的とした防衛学校を設立すると表明した。

太平洋島しょ国を巡っては安全保障分野での関係強化に向けた競争が激化している。

同相はまた、太平洋諸島の広大な漁業水域を監視するための拠出金を倍増するほか、予想される海面上昇に対応できるインフラ構築に資金を提供すると表明。

フィジーの首都スバで行われた会議でビデオ演説し「オーストラリア政府は安全保障問題が気候変動問題と不可分であることを認識している」と述べた。

スバで来月開催される太平洋諸島フォーラム(RIF)では、外交関係を持つ太平洋島しょ国10カ国との貿易・安全保障に関する協定締結を目指す中国の動きが議題になる見通しだ。

RIFにはオーストラリアやニュージーランドのほか、中国ではなく台湾を承認している複数の国が含まれる。

関係筋によると、中国はRIFの首脳会議最終日に当たる7月14日にこれら10カ国とのオンライン会議開催を目指している。