[シドニー 30日 ロイター] - 豪大手銀行2行は30日、借り入れコストの上昇に伴い、住宅ローンの固定金利を引き上げたと発表した。広報担当がロイターに述べた。金利上昇を受けてブレーキがかかっている住宅市場への一段の圧力となる。

オーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)とオーストラリア・アンド・ニュージーランド(ANZ)銀行は、住宅ローンの固定金利をそれぞれ1.4%ポイント、0.9%ポイント引き上げた。

HSBCは1.5%ポイント引き上げた。

過去2カ月にわたる豪準備銀行(RBA、中央銀行)の利上げを受けて、住宅ローンの変動金利が上昇。固定金利も今回引き上げられたことは、RBAが今後さらなる引き締めを行うとの予想を反映している。

シンクタンク、グラタン研究所の経済政策プログラムディレクター、ブレンダン・コーツ氏は「新型コロナウイルスの流行時に(住宅)価格が上昇したのは、低金利が長期化するとの観測が背景にあったからだ。それが覆された」と語った。