[上海 29日 ロイター] - 中国政府は29日、退職金積立制度の試験運用に乗り出すと発表した。11月開始予定で、少子高齢化に伴い高まる年金商品の需要に対応する。

政府は3カ月前に、個人が老後に備えるために、積立金を出して金融商品を運用する私的年金制度を発表したばかり。高齢化コストに対応した。

中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)によると、退職金積立制度は「老後を保障する金融商品をさらに充実させ、多様なニーズに応える」ことを目的にしていると説明した。

発表文によると、中国の「四大」国有銀行は合肥、広州、成都、西安、青島の5つの都市で1年間試験運用を行う。

商品は5年、10年、15年、20年の満期があり、各行で個人の積立額に50万元(7万4231ドル)の上限を設ける。

中国の私的年金制度では、個人の口座にある資金を預金、資産運用商品、投資信託など、さまざまな金融商品に投資することができる。