[ブラジリア 3日 ロイター] - ブラジル中央銀行は3日の金融政策委員会(COPOM)で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、13.75%とすることを決めた。9月の会合については利上げ幅の縮小に含みを残した。

利上げは12回連続で、13.75%の政策金利は2017年1月以来の高水準。ロイター調査では、エコノミスト29人中23人が50bpの利上げを予想していた。

世界的な資源価格の上昇に加え、10月の大統領選を前に劣勢のボルソナロ大統領が歳出拡大を目指す中、ブラジル中銀はインフレ抑制に努めている。

COPOMは声明で「次回の会合では、残りの(利上げサイクルの)小幅な調整の必要性を検討する」と表明。インフレ見通しの上振れリスクの1つとして、政府による追加の景気刺激策を挙げた。

政策当局者は、追加利上げが明確に織り込まれていた以前の会合で用いられたより強固なガイダンスを削除することで、積極的な引き締め局面は既に終了したことを示唆したと、ジェニアル・インベスティメントスのエコノミスト、Yihao Lin氏は指摘した。

7月中旬の消費者物価指数は前年比11.4%上昇した。一方、COPOMは、年末のインフレ率は6.8%になると見込んでいる。6月時点の予想の8.8%から引き下げたが、公式目標の3.5%を大きく上回る。

来年のインフレ率予想は4.6%、6月予想の4%から引き上げた。公式目標は3.25%となっている。