[シンガポール 5日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続落。前日はロシアのウクライナ侵攻前以来、約半年ぶりの安値を付けた。高インフレによる世界経済成長やエネルギー需要への影響が懸念されている。

0047GMT(日本時間午前9時47分)時点で北海ブレント先物は0.10ドル安の1バレル=94.02ドル。米WTI先物は0.06ドル安の88.48ドル。

CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は景気先行きが不透明な中、需要への懸念で続落となったと説明。「資源価格が仮に目先の景気後退(リセッション)を織り込んでいないとしても、失業率が上昇し始め、インフレが高止まりする『スタグフレーション』に備えている可能性がある」と述べた。

4日に利上げを決定したイングランド銀行(英中央銀行)がリセッションに陥るリスクを警告したことを受け、懸念が強まった。

投資家は5日発表の米雇用統計に注目している。