[7日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ロシアがウクライナの占領地域で併合を正当化するための住民投票を強行した場合、ウクライナやその同盟諸国との交渉の機会を閉ざすことになると警告した。

ゼレンスキー氏はビデオ演説で「ウクライナの立場はこれまでと同じで、われわれ(の領土)は全く譲るつもりはない」と強調。

ロシアが「偽りの住民投票の道を進めば、ウクライナや自由世界との交渉の機会を自ら閉ざすことになる」とした。

ロシアとウクライナは2月の侵攻開始直後に停戦協議を開いたが、進展が得られず、3月下旬以降は協議が開かれていない。

ロシア軍はウクライナ南部へルソン州の大部分を制圧しており、ロシアが一方的に任命した現地当局者らは今後数週間から数カ月以内にロシアへの編入の是非を問う住民投票が実施される可能性を示唆している。

ロシアにほぼ完全制圧された東部ルガンスク州の知事は週末、ロシアが新たに占領した地域で住民投票の準備をしており、参加する住民に給付金を配る考えだと示唆した。