[モスクワ 8日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は8日、西側諸国の制裁により外貨資金を凍結されたロシアの銀行に対し、当該通貨に関する法人顧客向け業務の停止を認める大統領令に署名した。

ロシア当局は、ウクライナ侵攻を理由に対ロ制裁を科した「非友好国」通貨の使用を減らす取り組みを強化してきた。

大統領令によると、今回の措置は外貨取引を損なう制裁が解除されるまで維持される可能性がある。

西側の制裁でロシアの多くの銀行は国際送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除されたほか、米アップルと米グーグルはロシアでデジタル決済サービスの利用を制限し、ロシア人は海外でマスターカードとビザのクレジットカードを使えなくなっている。

銀行は現金で保有する外貨がすでに少なく、国内の資本規制や海外で資金が凍結されるリスクから外貨を運用する選択肢もほぼない状態。このため、手数料を導入する銀行も出ていた。