[マニラ 9日 ロイター] - フィリピン統計局が9日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年比7.4%増加し、伸び率は前期の8.2%から鈍化した。高インフレが個人消費を圧迫した。

伸び率はロイター調査のエコノミスト予想(8.6%)を下回った。

前期比(季節調整済み)では0.1%縮小した。

国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官は、過去3四半期で最も低い成長率だが、アジアでは2番目に高い伸びだったと指摘した。建設業と個人消費などが押し上げたと説明した。

景気回復は引き続き堅調だとし、第2・四半期の実績は6.5─7.5%の今年の成長率目標に合致していると述べた。

その上で、中銀の追加利上げに対応可能だと語った。

第2・四半期の減速要因として、投入コスト高を背景に農業生産が低迷したことや製造業の成長鈍化を上げた。

リサール商業銀行のエコノミストは、第2・四半期の成長率は「まずまずだ」と述べ、新型コロナウイルス禍後の経済活動再開に向けた措置が成長を押し上げたと説明した。