[18日 ロイター] - 原油先物価格は18日アジア時間序盤の取引で下落している。ロシアの生産拡大見通しと世界的な景気後退の可能性が圧迫材料となっている。

北海ブレント先物は0.33ドル(0.4%)安の1バレル=93.32ドル。米WTI先物は0.40ドル(0.5%)安の1バレル=87.71ドル。

投資家がエネルギー需要に打撃を与える可能性のある景気後退を示唆する経済統計に目を向ける中、原油先物はここ数カ月下落している。

英国立統計局(ONS)が17日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比10.1%上昇した。6月(9.4%上昇)から加速し、1982年2月以来の高い伸びとなった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(9.8%上昇)も上回った。

一方、供給面では、ロイターが確認した文書によると、アジア勢が原油購入を増やす中でロシアは生産を段階的に増やしており、2025年末までの生産と輸出の予想を引き上げている。

ロシアのエネルギー輸出による収益は今年38%増加すると見込まれている。

また、共同石油統計イニシアチブ(JODI)が17日公表したデータによると、サウジアラビアの原油輸出は6月に増加し、生産は2年超ぶりの高水準に達した。