[ワシントン 29日 ロイター] - グテレス国連事務総長は29日、ロシアがウクライナ4地域を編入すれば平和の展望が危うくなり、「危険なエスカレーション」になると警告した。

グテレス事務総長は記者団に対し「ウクライナのドネツク、ルガンスク、へルソン、ザポロジエをロシア連邦に編入するいかなる決定も法的根拠を持たず、非難に値する」と指摘。「平和への展望が一段の危険にさらされる」とし、世界経済への影響が長期化すると同時に、国連がウクライナなどで行っている支援活動が阻害されると懸念を示した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は29日、プーチン大統領が30日にウクライナ東・南部4州を正式にロシア連邦に編入する手続きを行うと発表した。実際に手続きが実施されれば、ウクライナ領土の15%が編入されることになる。