[モントリオール 1日 ロイター] - カナダのモントリオールで開かれている国際民間航空機関(ICAO)の総会で1日、36カ国で構成する理事会メンバーの選挙が実施され、ロシアは再選されなかった。

再選に必要な86票に達しなかった。ICAOは世界の国際民間航空の安全な発展を促進する国連専門機関で、3年に1度総会を開く。今回の総会は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やロシアのウクライナ侵攻以降で初の開催となった。総会は7日まで。

ICAOのロシア代表は「投票の結果について遺憾の意を表したい」とした上で「純粋に政治的な措置であり、民間航空分野におけるロシアの立場とは関係がない」などと抗議した。

ウクライナのカナダ大使、ユリヤ・コバリブ氏は投票結果について、世界の航空に関する基本原則を定めた1944年の重要な協定(シカゴ条約)に反する、空港爆破のようなウクライナの主権空域の侵害に対するロシアの責任を問うものだとロイターに語った。

西側諸国はまた、ロシアが国外からリースされた航空機数百機を不正に没収したとして批判している。