Josh Smith

[ソウル 28日 ロイター] - オランダの専門家は27日、北朝鮮が昨年11月に打ち上げた初の偵察衛星「万里鏡1号」について、運行を継続していると指摘、衛星は軌道を変えており、北朝鮮による操作が可能であることを示していると述べた。

ただ、衛星がどのような機能を果たしているかは依然不明という。

北朝鮮国営メディアは、同衛星が韓国や米国などの軍事基地や政府機関を撮影したと主張しているが、画像は公表していない。

オランダのデルフト工科大学の衛星専門家、マルコ・ランブルック氏はブログで「衛星が生きていることは確実だ」と指摘。今月19─24日に軌道の近地点(地球からの距離が最も近くなる点)を488キロメートルから497キロメートルに変えており、北朝鮮が衛星を操作できていることを示していると述べた。

「衛星が撮影を行えているかどうかは現時点で分からないが、少なくとも軌道の操作という点では機能している」とし、衛星に推進システムが搭載されていたのは予想外だったと述べた。過去の北朝鮮の衛星は操作ができなかったという。

韓国国防省は衛星が軌道上にあることを確認したが、詳細な分析についてはコメントを控えた。

北朝鮮は今年さらに3基の偵察衛星を打ち上げる方針を示している。