[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前年比5.32%減と、1999年以降で初のマイナス成長となった。

新型コロナウイルスの封じ込め対策で消費と企業活動が低迷した。

ロイターがまとめた市場予想の4.61%減を下回り、1999年第1・四半期以降で最低となった。

第1・四半期は前年比2.97%増だった。

第2・四半期のGDPは前期比(季節調整前)では4.19%減だった。

新型コロナ感染拡大は外需の低迷やコモディティー価格の低下による輸出の落ち込みや、消費の抑制、企業の投資先延ばしなど、経済に幅広い影響が見られた。

ペルマタ銀行のエコノミストは、「第2・四半期の状況を踏まえると景気後退(リセッション)リスクは増大した」と述べた。

政府支出は前年比6.9%減。ハルタルト経済担当調整相は会見で、景気再拡大に向け「四半期で最低800兆ルピアの歳出が必要」とし、政府は第3・四半期に歳出ペースを加速すると述べた。

ダナモン銀行のアナリスト、ウィスヌ・ワルダナ氏は「政策面では財政刺激策の執行を引き続き注視している。最新のデータによると、割り当てられた予算の15.7%にとどまっている」と述べた。

また中央銀行による国債の引き受けに言及し、金融政策は行き過ぎとの見方を示した。

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