「長崎原爆の日」の9日、天草郡苓北町では海を隔てた長崎で被災し犠牲となった天草出身者の追悼式典が営まれました。
追悼式には長崎で被爆した人やその遺族・関係者など、およそ200人が出席し小学生が平和の誓いを読み上げました。
「友達をはじめ自分の身の回りにいる人たちに思いやりの気持ちをもって接する事、話し合いによって解決する事、戦争や原子爆弾の事についてしっかり学び伝えてきたいと思います。」(小学生代表)
そのあと全員が菊の花を手向け長崎に原爆が落とされた午前11時2分、全員で黙祷を行いました。当時、天草からは出稼ぎや学徒動員などで長崎市へ渡っていた人も多く、天草出身の被爆者は800人以上。これまでに541人が亡くなっています。
一方、県の原爆被害者団体が毎年開いていた「原爆死没者追悼慰霊式」ですが、会員が高齢化したことに加え、去年の熊本地震の後転居するなどして連絡が取れなくなった会員が増えたため今年は開催を中止しています。会長を務める長曽我部久さんによりますと「現状のままでは来年以降も開催は難しい」ということです。

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