長時間労働防止が課題

 本書は、テレワークの実施を検討している企業の代表者や担当者に向けて、導入時の留意事項を提示したもの。

 労働時間管理をはじめとする労務管理や安全衛生対策、情報通信環境の整備およびセキュリティー対策の要点を解説したほか、テレワークに対応した就業規則の作り方を指南している。

 本書では、テレワークは相対的に使用者の管理の程度が弱くなる可能性があるため、長時間労働を招く恐れがあると指摘。長時間労働を防止する方法として、時間外や深夜・休日における役職者から部下へのメール・チャット送信の抑制や、システムへのアクセス制限を紹介した。時間外・深夜・休日労働の原則禁止や、使用者による許可制の導入も選択肢として示している。

(HRプラス社会保険労務士法人著、アニモ出版刊、TEL:03-5206-8505、1800円+税)