私のモチベーションは、「なりたい自分になる」。その目標を達成するためには、声に出して言葉にしてみることだと思っている。「言霊」である。

 今回、本欄で執筆できることになったのも、実は前日に声に出して、私も書いてみたいといっていたのである。もちろん、それだけでは突然新聞社から依頼の電話が入るわけではない。

 私は、できることであれば、「やります。やらせてください」をモットーにしている。きっとそれをみてくれている周りの方々から、声を掛けていただいたのだと思っている。

 先日、全国社会保険労務士会連合会が主催する「公的年金制度及びその周辺知識に関する研修」を受講した。

 その研修の1つとして、ライフプランを見直す、という研修がある。1家族の人生計画を数字で「見える化」することは、その後の人生の指針になる大切なことであると思った。ライフプランを踏まえて年代に合った収入を希望するなら、人材として高い価値を身に着ける目標が必要だ。

 では、その人が勤める会社には、キャリアパスがあるのか。そしてキャリアパスから賃金に連動している規程があるのか。

 今日も、働き方改革推進支援事業で、派遣専門家として企業の社長とお話をさせていただく機会があった。

 社長の悩みは、「社員のモチベーション向上」だが、評価をしても社員には響かない。モチベーションのスイッチが押せる制度があればすぐに導入したい。ということだった。

 仕事をしていくために自分の強みは何か? ないのなら、今から積み上げていけば良い。それに気付かないことも、多いのではないだろうか。社員側が気付かないのであれば、会社として伝えていこう。

 会社というフィールドでなくとも、個人的にライフプランを作成し、現状のままで今後の生活に不自由はないかを確認する必要がある。20歳代、30歳代、40歳代。さらに、50歳代、60歳代、70歳代、80歳代……。年代ごとに収入は変化する。定年後に果たして、健康で働けるのか。

 一人ひとりが、ライフプランを意識することで、意識が変わり、仕事に向ける考えも変えることができるのではないかと思う。

 また、会社が求めるキャリアプランが、人を育て、人材が「人財」になるのではないか。

 私たち社労士は、一人ひとりの大切な人生と会社の指針をまとめるお手伝いができる仕事だと感じる。

エリィ社会保険労務士事務所 代表 三浦 英利【宮城】