“中核管理職”として貢献

 本書は、「ジョブ」を遂行するための雇用契約である「ジョブ型雇用」を効果的に導入するうえで、企業内で重要な役割を担う課長に求められるスキル・取組みを解説したもの。課長はトップダウンの指示を実行する「中間管理職」ではなく、自らジョブを設定し、ボトムアップで企業の成長に貢献する「中核管理職」であると指摘している。

 ジョブ型雇用が成果を挙げるためには、ジョブの意味を正しく理解することが重要と主張。タスク(作業)と異なり、問題の発見・解決や付加価値の創造などを目的に行う活動を指すという。

 課長には、部下の自律を促し、各自のジョブ達成を支援することや、コミュニケーション能力の向上などが必要としている。

 (綱島邦夫著、日本能率協会マネジメントセンター刊、TEL:03‐6362‐4558、1760円)