和歌山労働局は10月25日、林業の労働災害撲滅へ向けた緊急要請を管内の林業事業者127社へ行った。同県内の主要産業である林業の労災は令和2年に過去最少となったが、今年9月末時点では前年同期に比べて5人(25%)増加。10月に入ってから立て続けに3人が命を失う事故も発生している。3件の死亡事故は伐木作業、搬出作業で起こったもので、同作業での基本動作の徹底と再確認、チェーンソーによる伐木作業の安全に関するガイドラインの順守、個々の労働者の状況に即した効果的な安全衛生教育の実施を求めた。今後、冬にかけて間伐時期に入ることから、労働基準監督署単位で設置している協議会の場などを通じて、一層の警戒を呼びかけていく。