秋田労働局(川口秀人局長)が取りまとめた来年3月新規高校卒業者の職業紹介状況によると、県内での就職を希望する学生の内定率が9月末現在で55.3%となり、30年ぶりに50%を超えたことが分かった。前年までは10〜40%台で推移し、平成16年には13.9%にまで落ち込んでいた。

 就職希望者全体に占める県内就職希望者の割合は78.7%で、前年同期から6.1ポイント増加。平成元年3月卒以降では、過去最高の割合だった。

 同労働局は、県外就職から県内就職に切り替えたケースも多いとみている。「高卒者の就職希望は親の意向が反映されやすく、新型コロナウイルスの影響が強く出たのではないか」と話した。

 一方で、県内の求人倍率は3.32倍と例年を上回る数値となった。「採用意欲の高さも県内の内定率向上につながっている」としている。