愛知労働局は、令和2年の監督指導および申告処理状況を公表した。監督指導は5375事業場に対して実施し、このうち3539事業場(65.8%)で法令違反が発覚している。主な法令違反は、時間外・休日労働に関する協定(36協定)を提出せずに時間外労働などをさせている労働時間・休日関係が1141件で最も多かった。

 この他で多かった違反項目は、時間外労働等による割増賃金777件、健康診断466件など。

 違反率を業種別にみると、接客娯楽業が78.2%、商業が71.7%、保健衛生業が69.9%などとなっている。

 申告処理を行った件数は1577件で、このうち3分の2に当たる66.6%(1051件)を賃金不払い事案が占めていた。