臨検の指導事項も掲載

 建設現場は日々状況が変わる。作業も人も環境も目まぐるしく移り変わり、そこに油断が入ると災害を招いてしまうことも多い。一にも二にも安全点検が重要なのはいうまでもない。本書は日常の安全点検を実施するために必要なポイントと、安全の基本的事項をまとめたもの。労働基準監督署の臨検監督に伴う指導事項なども掲載し、監督官の現場指導の注意点について理解を深められるようになっている。現場担当者には嬉しい資料だろう。

 全体の構成は、管理体制など一般について1章を割き、2章以降、墜落防止、崩壊・倒壊防止、感電防止、クレーン等、防火など13章まで各安全点検のポイントを解説。巻末に、臨検監督に伴う指摘事項集計表、安全衛生関連早見表などを盛り込んでいる。

 例えば、車両系建設機械の章では、重機ごとの作業前点検表と法令に基づく点検項目の説明などをしている。

(建設労務安全研究会編、労働新聞社刊、TEL:03-5926-6888、A4判、284ページ、税込2750円)