岩手県は、林業・木材製造業労働災害防止協会岩手県支部と連携して今年4〜6月に実施した「令和4年いわて林業労働災害撲滅運動」の結果を取りまとめた。林業事業者に安全集会の実施を求めたところ、延べ199社で計152回開催し、参加者が延べ約1700人に上った。同運動は、昨年の林業の労災死亡者数が全国最多の5人だったことから、安全対策の強化のため行った。

 期間中は、県主体で安全パトロールや伐木技術普及研修などを実施したほか、林業事業者に安全集会の実施を要請。研修ではかかり木の安全な処理方法について実習した。若手だけでなく、管理職なども指導方法を学ぶために参加している。

 県の担当者は「すぐに結果が出るものではないので対策は今後も粘り強く行う。法令遵守を呼び掛け、研修もより良い方法を模索し、継続していきたい」と述べている。