加藤勝信厚生労働大臣は2月17日の閣議後の会見で、健康保険証の原則廃止に関連して、マイナンバーカードがない際に保険者が発行する資格確認書について、「現行の保険証と同様無償となる」との考えを明らかにした。与党の一部から、マイナンバーカードの利用を促すため、発行を有料にする案が出ていた。
デジタル庁のマイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する中間取りまとめによると、健康保険証の廃止後はマイナンバーカードでの資格確認を基本とするとしている。紛失・更新中や取得していない場合などは、紙の資格確認書を発行するとしていた。