厚生労働省は2月20日、職場のメンタルヘルスシンポジウムを第一生命ホール(東京・中央区)で開催した=写真。「相談しやすい職場環境づくりのポイント」をテーマに、先進的な取組みを進める企業が事例を発表した。

 オフィスビルなどの建築工事を行う㈱松下産業の松下和正社長は、社員のワンストップ相談窓口として設置した「ヒューマンリソースセンター」を紹介。メンタルヘルス、健康管理から、社員個人のキャリア形成、家庭の悩みに至るまで専門部員が総合的にサポートする“駆け込み寺”として、安心感につながっている点を強調した。センターを作ってから、新規のメンタル不調者は出ていない。

 役職退任後のシニア層を「職場づくり支援スタッフ」として配置し、マネジメント上の課題などの相談を受ける富士通㈱の仕組みも参加者の関心を集めた。