賃上げを計画どおりに実施できなかった企業が8割弱――大阪シティ信用金庫が中小企業に対して実施した調査「新型コロナウイルスが中小企業に及ぼす影響等」のなかで、こんな結果が明らかになっている。

 調査は令和2年7月上旬に実施。1400社を対象として、1340社から有効回答を得た。回答企業の80%以上を20人未満の企業が占めている。

 今年、賃上げを計画していた541社を対象に、新型コロナウイルスにより計画に影響があったかを尋ねたところ、「計画どおりに実施した」は23.1%に留まった。一方、「計画どおりに実施できなかった」は76.9%に上る。内訳をみると、「計画より減額して実施した」が30.7%なのに対し、「実施を見送った」が46.2%を占めた。