先日、英民間放送局ITVの朝番組『グッドモーニング・ブリテン』に出演した際のインタビューで、自らをサピオセクシャルだとカミングアウトしたことについてマーク・ロンソンが口を開いた。本当のところ、本人はそんなつもりじゃなかったようだ。

米現地時間9月25日、ニューヨーク・シティはソーホーにあるポロラルフローレンのプリンス・ストリート店で行われたローリングストーン誌のライブインタビューで(フルバージョンは10月頭に米ローリングストーン誌のオンライン版で公開予定)、DJ・ミュージシャン・プロデューサーのマーク・ロンソンは、サピオセクシャルについて十分理解していなかった、と正直に述べた。「僕は、疎外されたコミュニティの一員ではないし、僕の発言が誤解を招き、誰かを不快にしたなら、謝りたい」。

ロンソンが登場する前、『グッドモーニング・ブリテン』はサピオセクシャリティを取り上げており、司会者たちから意見を求められた、とロンソンは説明した。「何それ?」と質問すると、「要は、知性に惹かれることです」という答えが返ってきた。そこでロンソンは「いいじゃん。もちろん、僕は知性に惹かれる。そうじゃない人なんているの?」と思ったそうだ。

「すると司会者たちは『オッケー。マーク・ロンソンがサピオセクシャルだとカミングアウトしました。すばらしい』みたいな感じになって。次にマイリー・サイラスの性生活とか、よく知らない話題について話をふられた。そこで番組は終わった」。

番組終了後、滞在していたホテルに戻ったロンソンは、自分の発言が世間を騒がせていることに気づいた、と言った。「まるで僕がテレビ番組に出演して『みんな聞いてくれ! ビッグニュースだ!』って言ったみたいだった。それに、『僕は白人の異性愛者です』と言うのと同じように、自分が疎外されたコミュニティの一員だと公の場で宣言するなんて、恐ろしいというか、ただただ恥ずかしかった」。

当初、ロンソンはそこまで自分の発言について心配していなかったそうだ。前後の文脈を踏まえて、視聴者も理解してくれるだろう、とロンソンは思っていた。「でも、いまのTwitterはそうじゃないんだね」とつけ加えた。