AC/DCブライアン・ジョンソン加入後、初ツアーである81年の東京でのライブ映像が公開された。

AC/DCのキャリアを決定づけた1980年のアルバム『バック・イン・ブラック』は7月25日にリリースから40周年を迎える。このアニバーサリーを記念して、バンドは1980年代のヴィンテージ映像をYouTubeの公式チャンネルで次々と公開している。この度、1981年2月に行われた東京・日本青年会館公演の「What Do You Do for Money Honey」のパフォーマンス映像が公開された。

AC/DCのオリジナル・フロントマンを務めたボン・スコットは、東京公演の1年弱前に急逝している。よって、この映像はブライアン・ジョンソンを新フロントマンに迎えた初のツアーを収めたものである。かなりのレア映像で、ジョンソンはトレードマークの帽子を被っていない。その代わり、オハイオ州立大学のTシャツを着ている。おそらく、5カ月前に行われたオハイオ州コロンバス公演で手に入れたものだろう。

当初はスコット不在のAC/DCの成功に対して懐疑的な意見はあったものの、『バック・イン・ブラック』のヒットによってそうした声はすべて消し去られた。同アルバムはいまでもバンド最大のヒットであり、「Hells Bells」、「You Shook Me All Night Long」、「Back in Black」、「Shoot to Thrill」、「Rock & Roll Aint Noise Pollution」といったこの40年にわたってライブの中心的役割を果たしてきた楽曲が収録されている。ただ、今回公開された「What Do You Do for Money Honey」はほかの楽曲と比べて人気が低かったようだ。というのも、バンドは2001年のスティッフ・アッパー・リップ・ツアーを最後にこの曲を演奏していないのだ。

現時点では、AC/DCの今後は謎に包まれている。だが、2018年にバンドがカナダのバンクーバーのレコーディング・スタジオにいたことを示す証拠写真によると、ドラマーのフィル・ラッド、ベーシストのクリフ・ウィリアムズ、そしてジョンソンは再集結したようだ。バンドメンバーは、2016年のロック・オア・バスト・ツアーが終盤を迎えるころには、さまざまな理由でバンドを離れていたのだ。今年の初めにはニューアルバムとツアーに関する噂が広まったものの、新型コロナウイルスのパンデミックのせいで計画変更を余儀なくされた可能性は高い。





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