ローリングストーン誌初の専属カメラマンとして活動中、ロックンロール黎明期の代表的な面々を撮影してきた写真家バロン・ウォールマン氏が11月2日、83歳でこの世を去った。ウォールマン氏の代理人を務めるダイアン・ドゥエンツェル氏がローリングストーン誌に訃報を伝えた。ウォールマン氏は近年ALS(筋萎縮性側索硬化症)、通称ルー・ゲーリック病と診断されていた。

1967年から1970年までローリングストーン誌に勤務していた際、ウォールマン氏は当時めったにお目にかかれなかったロックンロールの登場をフィルムに収めた。フィルモア・ウェスト公演で、口を開けてギターをたたきつけるジミ・ヘンドリックス(ウォールマン氏いわく「お宝ショット」)、自宅で猫とくつろぐジャニス・ジョップリン、公演前にセットした紙が崩れないようスカーフを整えるスモーキー・ロビンソン、皮肉っぽくガールスカウトのユニフォームを着たグレイス・スリック、建設現場でトラクターに座るフランク・ザッパ。ジェリー・ガルシアは切り落とされた指の痕を初めて公に披露した。



1
ティナ・ターナー
RS第2号、1967年11月23日



2
ジム・モリソン
RS第5号、1968年2月10日



3
ジャニス・ジョップリン、トライブスDearでの集い
RS第6号、1968年2月24日



4
ジミ・ヘンドリックス
RS第7号、1968年3月9日

【画像】「お宝ショット」満載の60年代ロッカーの貴重な表紙(写真22点)