去年は5月に大量発生した、昆虫の「カメムシ」です。

【画像①】

3月以降、平年より暑くなった今年は、一体どのくらい発生するのでしょうか。また、見つけた時の対処方法は。。。どうすればよいのでしょうか?

私たちを悩ませる、嫌なにおいを出す「カメムシ」。【画像②】はシャーレにびっしりと集まったカメムシたち、その数17匹(閲覧注意)!刺激を与えたら大変なことになりそうです。

【画像②】

発生するシーズンは春と秋、年に2回あります。農林水産省は5月14日に「令和7年度病害虫発生予報第2号」を発表しました。

カメムシが「多い」「やや多い」エリアはどこ?

それによりますと、果樹カメムシ類の発生について
・「多い」…東海地方(岐阜・静岡・愛知・三重)
・「やや多い」…北東北地方(青森・岩手・秋田)
       …南関東地方(埼玉・千葉・東京・神奈川)
と予想されるということです。

【画像③】

山林等の越冬場所から離脱したカメムシの成虫は、春の気温の上昇とともに餌を求めて移動し、果樹全般を加害します。

農林水産省では、都道府県の発表する「発生予察情報」等を参考にしつつ、果樹園内の観察をきめ細かく行い、飛来が認められた場合は、飛来初期から防除を実施するよう呼び掛けています。

「夏、暑くなったりエサが増えたりすると…」

ちなみに、私たちの放送エリア、岡山県・香川県では、どのくらい発生するのでしょうか?

【画像④】

(東洋産業 大野竜徳さん)
「今の段階でのカメムシの数というのは、『少なめ』というのが岡山の状況です」

こう話すのは、害虫防除の会社に勤務する大野竜徳さんです。例年に比べて今の時期は少ないとの事ですが、今年の秋シーズンはどうなるのでしょうか?

(東洋産業 大野竜徳さん)
「実際に今は少ないです」

「ですけどこれから夏を迎えて『夏が暑くなったり』『餌が豊富にある状態』であれば、これから秋にかけて増える可能性があります」

【画像⑤】

「カメムシ」は「花粉」とも関係があった!

カメムシの餌になるのは、スギやヒノキの花粉のもとにある球果です。去年より今年の花粉が多かったことにより、秋にはカメムシを多く見かけることがあるかもしれません。

【画像⑥】

ちなみに多く発生するようになると、果樹園のみならず、当然ながら街なかにも、家の庭にも…至るところにカメムシは現れます。

【画像⑦】は一昨年、岡山市内のマンションで弊社の部員が撮影したカメムシの大群です。見たくない光景。。。そんなカメムシは「好きな場所」があるそうで。。。

【画像⑦】

(東洋産業 大野竜徳さん)
「カメムシは白いものが好きなんです」

習性として、白い壁や白い洗濯物【画像⑧】などに集まってくると言います。洗濯物にカメムシの臭いがついたらもう最悪ですよね。。。

【画像⑧】

家でも作れる!カメムシ捕獲器の作り方とは?

もし、見つけた場合は、どのように対処すればよいのでしょうか。大野さんが考えたのがこのアイテムです。

(大野竜徳さん)
「四角いペットボトルをスパっと切ってやって【画像⑨】、逆に向けて、パコっとはめたものです【画像⑩】。簡単に出来ますね」

【画像⑨】
【画像⑩】

カメムシは刺激を与えると、お腹の部分から嫌な匂いを発しますが・・・

(大野竜徳さん)
「下の方からゆっくりと近づいてペットボトルの淵をポンとやる【画像⑪】と、中に入ってカメムシはこの状態【画像⑫】から逃げられない」

【画像⑪】
【画像⑫】

これがあれば、刺激を与えず簡単に捕獲することができます。

現在、岡山・香川から注意報は発表されていませんが、もし、カメムシを見かけても慌てずに対処することが必要です。