ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター(島袋栄喜会長)主催の第30回郷土祭り・ミス琉装コンテスト(上原ミウトン・サダオ実行委員長)が7月30日、サンパウロ州ジアデーマ市のブラジル沖縄文化センターで行われた。

 郷土祭りは今回、ブラジル沖縄文化センター運動場ではなく館内で行われた。ラジオ体操をはじめ健康ダンス、獅子舞、カラオケ、レキオス芸能同好会や琉球國祭り太鼓などの演舞が披露され、会場は賑わった。

 ミス琉装コンテストでは、30回の節目を祝おうと候補者や実行委員会の主要メンバーらがバースデーケーキを囲んでバースデーソングを歌い、ケーキをカットした。

 審査の結果、ミス琉装にはブラジル沖縄県人会サンタ・クラーラ支部代表の県系2世、アマンダ・キミエ・ラメラ・ヒガさん(20)が総勢21人のミス候補者の中から見事、栄冠に輝いた。

 アマンダさんは1960年に移民したヒガ・ツネヒトさんとブラジル人の母の間に生まれた。父親のツネヒトさんと叔父たちは、祖父ジョシュンさんに連れられ、中城村からブラジルに渡った。

 現在大学生のアマンダさんは2019年に卒業予定で、日本語を学びながら日系食品業のサプライ・プランニング部でインターンをしていて、将来は起業するのが夢だ。アマンダさんは「コンテストで紅型の着付けを大嶺初枝先生にしてもらったおかげで運が良くなった」と喜んだ。訪日する予定を明かし、「日本や沖縄へ行くのは初めてで、期待している。訪問を前に、方言を勉強している」と語った。

 コンテストは、ドレスと紅型の2部構成で行われた。ドレスの部では、豪華なドレスに身を包んだ候補者らが観客を魅了し、ブラジルの踊りを披露したり、インタビューに応じたり、沖縄に関する知識などが試された。紅型の部ではきれいに髪を結い上げ、黄色い紅型の着物をまとった候補者らが舞台を歩いた。

 各候補者の応援団をはじめ、候補者自身も他の候補者に熱いエールを送り、会場は盛り上がった。新たなミス琉装への戴冠式では、1988年の初代ミス琉装に輝いたジーナ・リエ・ショキダさんがアマンダさんにティアラを授けた。

 コンテストでは、審査委員長を務めたブラジル沖縄県人会の元会長で、サンパウロ日伯援護協会会長の与儀昭雄さんをはじめ、ブラジル日本文化福祉協会会長の呉屋春美さんら計11人が審査員を務めた。

 入賞者は次の通り。(敬称略)

 【ミス琉装】アマンダ・キミエ・ラメラ・ヒガ(20)サンタ・クラーラ支部代表

 【第1準ミス】ミシェーレ・ミユキ・アカミネ(29)サン・マテウス支部代表

 【第2準ミス】ラファエラ新城(20)イピランガ支部代表

 【ミスコンジニアリティ】クラウジア・奈美枝・波田野・金城(18)ペンヤ支部代表

(城間セルソ明秀通信員)