【辺野古問題取材班】普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、反対する市民約120人は10日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込んだ。参加者は垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故で死亡した米兵3人に対して1分間の黙とうをささげた。

 沖縄市から座り込みに参加した宮城豊光さん(79)は「兵士にも家族がいたはずだ。人の命は皆同じ重さだ。事故の被害者になってしまった兵士の尊厳を守る気持ちで黙とうした」と話した。

 「人の命を奪うことにつながる軍事訓練はやってはいけない。また戦争につながる新基地建設も絶対に造らせてはいけない。今後の沖縄のために、これからも新基地建設に反対していく」と話した。

 一方、辺野古沖の海上では反対する市民らが船3隻、カヌー10艇で抗議した。沖縄防衛局はシュワブ内の工事現場「K9護岸」の陸上部分で鉄板を敷く作業を実施した。また「K1護岸」建設予定地周辺と「N5護岸」では大型トラックで運んだ土のようなものを重機でならす作業があった。【琉球新報電子版】