米軍普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが2012年の配備後に発生させた事故や緊急着陸などは計10件に上る。10日の沖縄県議会米軍基地関係特別委員会(軍特委)で県側が報告した。墜落は16年12月の名護市安部での事故と17年8月5日のオーストラリア沖での事故の計2件。普天間所属機(計24機)における墜落率は8・3%となる。

 事故、不具合の内訳は、計器異常1件、ボトル落下1件、部品落下2件、緊急着陸(予防着陸含む)3件、胴体着陸1件、墜落2件の計10件。

 軍特委で県の謝花喜一郎知事公室長は所属機の相次ぐ事故、不具合について「世界中では30人以上が亡くなっている。日常的に県民の頭上を飛び交っており、県民の不安は払拭(ふっしょく)されていない。大変ゆゆしき問題だ」と述べ、オスプレイが飛び続けることへの懸念を示した。その上で「今後も日米両政府に対し配備撤回を求めていく」と述べ、県として配備撤回に向け働き掛け続けるとした。