【糸満】23日の慰霊の日を前に、糸満市摩文仁にある沖縄平和祈念堂で12日、沖縄平和祈念像のほこりを払う「浄め」が行われた。県立芸術大の学生や県工芸振興センターの研修生、平和祈念公園などを修学旅行生らに案内するバスガイドら計35人が参加。黙祷を捧げたあと、丁寧に像のほこりを拭き取った。

 平和祈念像は高さ約12㍍、幅約8㍍で、浄めは47回目。参加者は像のほこりを拭き取りながら劣化やひび割れの有無を確認した。

 制作に携わったスタッフの一人で、現在は浦添市美術館の館長を務める糸数政次さん(70)は「戦後80年が経ってもまだ世界では戦争が起こっている。早く平和になってほしいと願っている」と浄めに込めた思いを語った。

 沖縄平和祈念堂では22日午後7時から、沖縄全戦没者追悼式前夜祭が開かれる。