「枯淡嬉野」の客室イメージ(GOTENリゾート提供)
旅館「太良嶽温泉 蟹御殿」(太良町)、「奥武雄温泉 風の森」(武雄市)などを運営するGOTENリゾート(太良町、荒川信康社長)は、現在休業中の嬉野市の旅館「湯宿清流」について、所有する「大正屋」(嬉野市、山口保社長)から事業譲渡を受けたと発表した。譲渡額は明らかにしていない。「枯淡(こたん)嬉野」と宿名を変え、改装した上で10月のリニューアルオープンを目指す。
湯宿清流は、2階建ての建物に25部屋を備える。新型コロナウイルス禍の影響で従業員の退職が相次ぎ、十分なサービスを提供できなくなったとして昨年4月から休業していた。
新たな宿名の「枯淡」には、内面的な端正さや静けさを目指す意識を込めた。洋風を取り入れながら和の要素を強く打ち出していくという。
計画では客室を18室に減らした上で、一部の部屋の面積を拡大。30平方メートルから130平方メートルまでの部屋を備える。露天風呂付きは8室。うち2室にはサウナも併設する。料金は1泊2食で1人2万円台から5万円台を見込む。
5日の会見で荒川社長は、湯宿清流について「街なかにあるのに山の中の別荘のような雰囲気に感銘を受け、事業譲渡をお願いした」と話した。提供料理は地元名物の豆腐を主としたヘルシーな懐石をベースとする予定。(矢野耕平)


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