JR多久駅南口のエレベーターの外壁に描かれた「まちの守り神」

 JR多久駅南口のエレベーターの外壁に、高さ約12メートルの巨大な壁画が描かれています。多久の玄関口を訪れた人の目をくぎ付けにする作品「まちの守り神」は、奈良県出身のアーティストMONさんが2024年に制作しました。

 MONさんは1979年生まれで、日本のミューラル(壁画)の黎明(れいめい)期から活躍してきました。01年にライブペイントデュオ「DOPPEL」を結成し、即興的なアイデアを描いては編集していくスタイルを確立。多くのアートプロジェクトの企画・監修を行い、国内外からオファーが絶えない人気アーティストです。

 「多久駅にシンボリックな作品を」という私たちの要望を受けて手がけた今回の壁画は、「多久聖廟(せいびょう)」がテーマ。龍、象、麒麟(きりん)、鳳凰、饕餮(とうてつ)などの聖獣を生き生きと描き、どこかエキゾチックな雰囲気も感じられます。外壁の最上部は駅周辺で最も高く、タイトルのように多久の守り神のような作品として市民に親しまれています。(たく21・大島仁美)

 【メモ】多久駅南口、北口に無料駐車場あり