自宅アトリエで記念画集を手にする水田哲夫さん=鳥栖市本町

 鳥栖市、三養基郡などの絵画愛好者でつくる鳥栖美術協会(水田哲夫会長、41人)が創立70周年を迎え、5日から市立図書館で記念展を開く。作品やスケッチ旅行の写真、年表を収めたカラー画集も刊行した。水田会長(78)は「歴代会員の精進により長い間、地域文化の一端を担ってきたものと感じている。ぜひ来場してほしい」と呼び掛けている。

 協会は戦後の傷跡が深く残る1948(昭和23)年、水田会長の父安市(やすい ち)さん(故人)を会長として8人で発足した。毎年開いている初夏展は600人前後が訪れる人気展として定着。会員は春と秋のスケッチ旅行で研さんし市民文化祭合同作品展にも出品している。

 5日は開場前に記念式典を行い、会員の作品を毎年入れ替えながら飾ってもらっている近くの病院や企業に感謝状を贈る。

 記念画集はA4判61ページ。会員ごとに過去10年で最もお気に入りの作品と最新作を顔写真付きで収載。500部作り、一部500円で販売している。

 平均年齢は60代半ばで現在会員募集中。水田会長は「退職後、60の手習いで始めた人が多い。一緒に楽しみませんか」と話す。記念展は5〜10日午前10〜午後6時(最終日午後4時まで)。無料。