開幕した多久美協展。40周年記念の特別展示もある=多久市中央公民館

 多久市美術協会に所属する会員約30人の作品を集めた「第56回多久美協展」が、同市の中央公民館で開かれている。写真、絵画、工芸、書の4部門から、県展入賞作など約80点の力作が並ぶ。3日まで、観覧無料。

 協会の創立40周年を記念して、昨年の「第1回多久百景写真コンテスト」に応募した市内愛好家の作品など約30点も展示。高齢化などで会員数が減る中、昨年より華やかな展覧になっている。

 写真は有明海に沈む夕日や漁師など日常の風景を切り取ったものが多く、書は墨の濃淡やかすれ具合、余白や空間のバランスの美しさが目を引く。

 絵画は100号の大作のほか、孫の貼り絵をモチーフに明るい色で仕上げた抽象画も。文様が美しい焼き締めのつぼや大皿が会場を彩る。

 角田隆宣会長(71)は「出展数は年々減っているものの、会員の創作意欲は高く、個性的な作品が多い」と来場を呼び掛ける。