10月から大分県日田市に向かう多久市建設課の池元宏明さん(中央)。横尾俊彦市長(左)や梶原聖司建設課長から激励を受けた=市役所

 多久市は10月1日から、7月の豪雨で被災した大分県日田市に職員1人を派遣する。7月豪雨に伴う職員派遣は、9月中旬から熊本県人吉市で業務に当たっている職員に続き2人目。それぞれ2カ月から半年間滞在し、現地の復旧・復興を支援する。

 被災自治体や九州知事会からの要請を受けて派遣を決めた。9月14日に人吉市に向かった税務課の藤川卓也さん(25)は、来年3月末まで被災者の固定資産税の減免手続きを担当する。日田市には建設課の池元宏明さん(27)が11月末まで滞在し、道路や河川などの国の災害査定に向けた書類作成に当たる。

 多久市は昨年8月の豪雨災害を受け、日田市など20自治体から延べ約60人の応援職員を受け入れている。25日に開かれた壮行会で、横尾俊彦市長や職員から激励を受けた池元さんは「昨年の災害は初めての経験できつく、つらい思いをしたが、応援職員の協力もあって乗り越えることができた。その経験を自信にして、復旧支援に全力で当たりたい」と決意を述べた。(谷口大輔)