航空機事故対策総合訓練で、トリアージを実践する参加者=佐賀市川副町の佐賀空港

 佐賀空港(佐賀市川副町)での航空機事故を想定した総合訓練が18日、空港内で行われた。消防や警察など関係の47機関、約160人が参加。消火活動や傷病者の救出、搬送などを実践しながら緊急時の対応を確認した。

 離陸中の旅客機のエンジンから火災が発生し、旅客機は滑走路をオーバーランして緊急停止した想定で訓練を実施した。消防車が空港の制限区域内を走行して事故想定現場に向かったり、模擬事故機となるマイクロバスに放水したりして車両の停車位置や消火方法などを確かめた。

 治療の優先度を決めるトリアージ訓練では、重症や中等症などに分かれた救護所のテントを設営した後、マイクロバスから担架で運ばれてきた傷病者役の人を重症度に応じて各テントに搬送していた。訓練は関係機関の相互連携の強化を図るために毎年実施している。(山本礼史)